平成30年1月28日、保健福祉センターなわにおいて「平成29年度保健推進員・福祉推進員合同研修会」を開催いたしました。
この研修会は、町と社会福祉協議会との共催で毎年行っており、今年は約190名の参加をいただきました。
竹口大山町長、社会福祉協議会大原会長の挨拶の後、社会福祉協議会から「福祉推進員の役割について」、町健康対策課から「待ったなし健康づくり!」、町福祉介護課から「輝くシルバー交付金について」の説明を行いました。
事例発表では、小地域保健福祉活動に取り組まれている西高田集落の福祉推進員さんから、集落での共助活動について大変参考になる事例を発表していただきました。
講演会では、神奈川県川崎市でボランティア活動を実践されている「すずの会」代表の鈴木恵子さんより、「ご近所パワー活用術」という演題で講演いただきました。
鈴木さんは、ご自分の介護経験をきっかけに、PTA仲間5名を中心にすずの会を設立され、介護者のサポート、要介護者、施設入所者、介護者も参加できるミニデイ、ご近所サークルの開催など地域の課題を住民目線で解決するための活動を広げておられます。
近隣の関係が希薄になりがちと言われている現在ですが、地域での生活には住民同士の助けあい、支えあいが必要であることを再認識した中身の濃い研修会でした。